『HELP! 「人生をなんとかしたい」あなたのための現実的な提案』
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【ベストセラー『限りある時間の使い方』著者の第一作!】
■気鋭のジャーナリストが“自己啓発界”の欺瞞をあばき、玉石混交のアイデアの中から良質なものだけを抽出。ユーモアと機知に富んだレポート!
いっぱいのメールボックス・無駄な会議・情報過多・決断できない・
先延ばし・いやな仕事・キャリアと専門性・人付き合い・孤独・
子どもを持つか・劣等感・不眠・騒音・長時間通勤etc……
人生を煩わせる様々な問題に対し、
これまで数々の自己啓発本が解決策を提示してきました。
しかし、それらで本当に人生が変わった人はどれほどいるのでしょうか。
“私は今までに多くの自己啓発の大御所に会い、
自己啓発の本を読み、幸福の研究室を訪ね、
やる気を起こすCDやワークショップなどを体験してきた。
そんな私に寄せられた質問は
「本当に今までより幸せになれたか?」「生産性は向上したか?」
「より多くの成功を体験できたか?」
というものだった。”(序文)
本書はこの問いへの回答であり、100を超える自己啓発の名著を取り上げながら、
“今より着実に幸せになり、着実に仕事ができるようになる”現実的な方法
を提案するものです。
■「もう二度と自己啓発本を読む必要はないだろう」
自己啓発では変われないあなたへ贈る、“反・自己啓発”的提案書!
「本当に役に立つ本だ。
もしあなたが、対処できるはずなのに不必要に悪化している問題を抱えているなら、
本書で慰めと良いアドバイスを得られるだろう。
そうでない人にも、とにかく面白いし、何か役立つことを学べるものだ。
いずれにせよ、もう二度と自己啓発本を読む必要はないだろう」
――ニコラス・レザード、ガーディアン
※本書は『HELP! 最強知的”お助け”本』を改題した新装改訂版です。
【目次】
序文
第1章 今すぐに改めるべきこと――大げさな決まり文句に惑わされるな
・「情熱を持てる仕事」など探すだけ無駄だ
・「快適ゾーン」「不快ゾーン」二元化の罠・「いつもの自分」の無意味さ
・「人生の再出発」は可能か?
・「受け入れる」と「我慢する」の違い
・目標を追うだけの人生って……
・〝○日で人生が変わる〞という呪文
・自己啓発音源は効果があるのか?
・〝死ぬまでにしたい○○〞の安直な満足感
第2章 心の扱い方を知る――幸福度を高める方法
・感謝の気持ちの効用
・心配は悪ではない!
・利他について
・不成功より不作為を悔やむ
・笑いで人生を彩る
・日記を書けば人生が変わる?
・子どもを持てば人生は楽しくなるか?
・何に注意を払って生きるか
・自然が人の心を癒してくれる理由
・小さいことにくよくよするな(小さくなくても同じだが)
・発散か共有か――怒りや悩みの処理法
・笑顔の効力
・ストレスをかわすには
・人生の感動は期待して得られるものではない
・誰しもが気分に左右される
・孤独を感じる人はまともな人間である
第3章 良い友だち、良い人間関係――現代的社会生活の営み方
・元祖自己啓発本の〝見せかけ〞からの卒業
・〝樽の中の腐ったりんご〞の話
・君は「負け犬」だが、それは数学のせいである
・相手の真意は「訊いてみるもの」それとも「探ってみるもの」?
・興味を持たれる人間になるには?
・愛情は意識的に作り出すもの
・やりたくないことを断るのはいけないことか?
・居心地のいい「ホモフィリー」から脱出せよ
・「自己中心性バイアス」と「自意識過剰」
・好感を持たせるには奢るな、奢られろ
・目立つ存在になることの是非
・SNSのお友だち
第4章 職場と自身の環境改善――余計なストレスを排除する
・社内会議はなぜ廃止すべきか?
・仕事の邪魔をされない方法
・どうでもいいことだけが議論される法則
・専門性を追求しないことのメリット
・本当のリーダーシップとは(存在しないかもしれないが)
・戦略的無能力――申し訳ありませんが、私にはできません
・仕事と娯楽のけじめはつけられるか
・情報過多からの自衛策
・弱点に栓をする愚かさ
第5章 仕事をはかどらせる方法――生産性の向上
・「先延ばし症候群」の治療法
・メールの受信箱を空に保つ方法
・究極の「やることリスト」
・日常生活の記録を取る
・斬新な発想はどこで生まれるのか?
・台所用タイマーを使った仕事術 その1
・いつも予定どおりに完成できないのはなぜ?
・創造的な暇つぶし
・優先順位を付けても意味がない!
・どうすれば早起き人間になれるか?
・ファイリングのコツ
・台所用タイマーを使った仕事術 その2
第6章 健康な精神生活を送るための智恵と工夫――もっと頭を使おう
・人の名前を記憶する方法
・大金持ちになれない人の特徴
・さまざまな時間感覚――なぜ年をとると時間の経過が速くなるのか
・「汝自身を知らない」ことを知れ
・判断するのは、理性か、直感か?
・安易な選択の功罪
・内向型人間の評価されるべき資質
・魅力的で強烈な衝動の謎――ここから跳び下りたらどうなる?
・一貫した気持ちを大切にしよう
・成功するほど迷信深くなる
・意志の力について
・せっかくの楽しみを逃して後悔する人生!
第7章 日々の疎ましい思いとの付き合い方――心の平穏のために
・いらいらしないで毎日を過ごす方法
・長時間通勤してでも広い家に住むべきか?
・悪い癖を直すのは、なぜ難しいのか?
・人前では不平不満をこぼすな
・〝前向き〞に節約する
・行列に並んで思うこと
・〝ニュース断食〞をやってみた
・寝ようと努力するほど眠れなくなる悪魔のメカニズム
・身の回りのモノへの感情
・すばやく決断する三つの方法
・騒音との付き合い方
第8章 安易についていくな!――大物、超人、その他いかがわしい人物
・カルト教団「サイエントロジー」の手法
・『ザ・シークレット』にはうんざり
・気の短いスピリチュアリスト、ウェイン・ダイアー
・あるワークショップにて――どうすれば他人に好かれるか?
・自己啓発界に蔓延する「七」という数字
・謎の人物、イヴァノヴィチ・グルジエフ
・「絶対に失敗しない実践的成功法則」のカラクリ
第9章 不完全こそ最高の状態――まさかと思われる幸福への道
・凡庸であることのメリット
・壊れていないものは修理するな!
・ゴールは気にしなくていい
・急激な変化より「徹底した節度」
・思い切って諦めるべき四つのこと
・無知であることの幸せ
・「安堵」の喜びについて
・「不完全さ」の魅力
訳者あとがき
“一般的に良い助言と言われているようなものは簡素で、年季の入った陳腐なものである、これに対して、金儲けになる実践的法則は複雑で意図的に新しいものでなければならず、それにはブランド設定が重要になってくる”